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千葉県九十九里町にある酒屋”太田屋酒店”のブログです。
お酒・店舗情報などを中心に更新していきますので、宜しくお願い致します。

2011-12-31

神5(アル中編)

幼い頃離れて住むばあちゃんから1年に何度か小包が届いた。
そこにはボクが好きなおもちゃやお菓子そしてたくさんの食べ物が箱いっぱいに詰まっていた。
そんなこともあってか今でもボクは小包が届くと人一倍ワクワクとドキドキで胸いっぱいになる。
それがたとえ自分が注文した通販で中身が何かわかる物でも。

そして年に何度か大都会東京で暮らす息子の体調を気遣ってなのかお袋から小包が家に届く、
そこには実家でとれた野菜や海の幸が箱いっぱいに入っており、心こもった贈り物であたたかく、
ありがとうという気持ちでいっぱいになる。

そんな中、先日も実家(久米島)から小包が届いた。
中にはたくさんの食べ物やカイロが詰まっていて冷蔵庫がパンパンになるほどだった。
そして最後の白菜を取り出した時、下から一冊の本が目に飛び込んできた。
本をもらう事など数えるくらいしかなかったので、なんだろうと本のタイトルを見た


「小さい事でクヨクヨするな」………


息が止まるかと思った。
29年間生きてきて両親に小さい事でクヨクヨする人間だと思われていたのだ。
いやそれを超えて器の小さい人間だと思われていたのかもしれない。

そして近所のおばさんの会話はこんな感じかもしれない。

「家の息子……小さい事でクヨクヨするのよ~。困るわ~」
「え~!あなたの息子さん小さいことでクヨクヨするの~ショボイのね~」

そしてお隣の夕食ではこうかもしれない

「隣の息子さん覚えてる?」
「お!今確か東京でがんばってるんだろ~?それがどうしたんだ?」
「あの子、小さい事でクヨクヨするらしいわよ~」

「そうか~小さい事で………くっくっく」

こんなことになっていたら正月、実家に帰るのも、気が暗くなる。

人が人に対して気持ちを込めるプレゼント、年末はそんなことも
多いと思うので贈り物には細心の注意が必要なようだ。

関係ない前ふりを長々と書きましたが今年飲んでヤラれちまった酒ベスト5(神5)

ボクは旨安大賞でいきます!

五位
トータベロワーズ協同組合 ラ・パッション・グルナッシュ’10


1500円以内いや1100円を切る
超~CPの高いワイン!この値段でこれアリ?って感じ
多分日本酒愛好家の方は普段「ワイン高いな~って思って
いる方も多いと思う。しか~し!!出ましたワイン界の救世主!」



四位
ドメーヌ・ランドロン ヴァンムスー アトモスフェール


やっぱり泡ですね泡!
オオタヤセラーズの中もっとも泡ラヴァーズのボク2200円で5年熟成!
驚異的な複雑味!買いです買いケースで!





三位
ピュズラ=ボノーム ロルモー・デ・ドゥ・クロワ’10
オオタヤに在庫有り!!

「トゥーレーヌ・ブラン ロルモー・デ・ドゥ・クロワ」
蜜!蜜!蜜ですよ!オオタヤセラーズ2人はなかなか認められてもらえなかったが、
これは「シュナン・ブランの旨安決定版」

二位




2位
四恩酒造 クレマチス’09&’10


癒しです!安めぐみなペティアン
ふにゃ~ふにゃ~
骨抜きにされる泡!




一位
エルヴェ・スオー vdp アルディシュ・ガメイ ラ・スーテロンヌ
オオタヤに在庫有り!! 


これは、これはスゴイ!!
大昔、
南仏のワインにそれほど興味がなかったボクですが、
素晴らしすぎるガメイです!
例えるなら「昔バレー部にいた興味なかったスポ魂女が
久しぶりに同窓会で会うとやけに色っぽくなってた」って感じ
これは何より初めて企画したワイン会で使ったワイン。
思い入れがあるワイン会で出した赤です。


それでは良いお年を

nakama

2011-12-29

今年ヤラれちまったお酒(肉屋の息子編)

部屋が寒くて…

マフラーはもちろん、手袋もしたままなので、なかなかブログが書けないのです。
ワインセラーの中の方が温かいんじゃないのだろうか…

身も心も。特に財布が冷え切って…。

そんな訳で、肉屋の息子・山中のやられちまった子たちです。


5位


   

NV レ・ミラン  ヴァンサントリコ

恐らく、今年飲んだ本数的にはナンバー1!
オーヴェルニュのガメイ+ピノで作る赤ワイン。
見つける度に買っちゃて、思いつくと飲んじゃう。も~う染みる染みる♪

某愛読ワイン雑誌の自然派ランキングにランクインしているようで、
そんなのに載っちゃったら俺が飲む分が市場になくなっちゃうじゃん!って憤慨しまくり~の、
けどどこか嬉しかったり。嬉し恥ずかし28才なのです。





4位

09 シュラン  ブリュノ・アリオン

これは仲真氏と夏に飲んだロワールの白ですね。

ビビっときました。
「酒乱!」

飲んでビビビっと。。
「あたしも乱れちゃう~!」とね。

パンパンにはち切れそうな果実感とそれを囲むようにピーンと張り詰める酸。
胸が高鳴りすぎて仲真氏と熱い抱擁を交わした…かどうかは想像にお任せします。

「I was g☆y」

松田聖子。嫌いじゃないです。


3位
08 ラ シャマード  フィリップ・ボールナール

つい最近のブログでも紹介しましたキツネちゃん。
このプルサールにやられ、トゥルソー、シャルドネ、サヴァニャンのペティヤンと…。

もうね、コンビニで赤いキツネを見ると胸キュンな青春真っ盛りの28才。



2位


93 ブルネッロ ディ モンタルチーノ  カーゼバッセ

ある日、勤務先のレストランにお持込みでワインを愉しまれるお客様がおりまして。
この方は以前にもガヤのスプレスを勉強にとグラス一杯も(澱じゃないトコ!)いただいたことがありまして、そういう素敵なお客様のご尊顔は忘れぬ私。

しかしながら、私はイタリアワインは無知の極み。

「きっといいワインなんだろーなー」

と呑気に思いながらデキャンタージュをして、その立ち上る香りに思わずクラクラして手が震えたのを覚えています。

異次元ね。今の言葉のボキャブラリーでは上手く表現できません。
それでもその香りと味わいが鮮烈に脳みそ捏ねくりまわしてフラッシュバック。

その衝撃でフラフラになりながら仕事を終え、
「俺も買おう!!」とインターネットで検索。

金額を見てマウスが震えたのも覚えています。
いつか自分で買って飲んでやる!!


1位

09 ブルゴーニュルージュ カミーユジルー

1位!はワインというよりも、作り手です。
カミーユジルーでワインを造るダヴィッド・クロワさん。
ドメーヌ デ クロワでワインを造るダヴィド・クロワさん。

どっちも愛せる!!

もともとはオオタヤセラーズの面々でまとめてお世話になっている、横塚会長に
カミーユジルーのヴォルネイ タイユピエを勉強させていただき、
続けてドメーヌデクロワと…。

巷で天才って呼ばれるダヴィッド。異議なし!!

彼のワインを4種類テイスティングしましたが、
どれも優しくて、美しくて。
これからもっと官能性を帯びてくるんだろうな~と。
鼻の下伸ばしてセラーに眠る子達を眺める日々…。

今飲んでもうっとりしちゃうので機会があれば是非!!


…と長くなりましたが、今年も様々な方々、お酒、美味しいものにお世話になりました。

あっ、年末の宴会用のお酒まだ用意してなかったら太田屋にお願いしますね♪ 
あ、あと年始のお集まり用も!!              

良いお年を良いお酒でお迎えくださいませ。

2011-12-28

今年ヤラれちまったお酒(酒屋編)

クリスマスも終わって、今年もあと3日ほど。
年の瀬、年始めと何かとお酒をたくさん飲む期間ですね。


きっと誰よりも年末年始、忙しいヤツ。肝臓さん。
肝臓さんをいたわる食材を肴に・・・
とか考えてみれば、年末年始の期間が心も体も充実した時間になったり。

流れからして肝臓さんの為の食材を書くべきかもしれませんが、、
長くなりそうなので、そこはグーグルさんに聞いてもらうとして。

酒屋は酒を紹介します。
「今年ヤラれちまったお酒、ベスト5」!いっちまいましょう。





まずは、第5位。









まさにやられちまったお酒。
正直、今までロゼを好んで飲もうとは思わなかったわけですが。
これを飲んでからは、ロゼってこんなウマかッ・たッ・けッ・て。
年末までウチに在庫残ってたら、今年ラストの一本にしちゃおうかと企んでます。
・・・うち、酒屋なんで。





続いて、第4位。










10月に試飲会へ行ったときに飲んだもの。
イリュージョンBB(戦士)です。
酔っ払いつつも、メモ帳に星マーク羅列されてたヤ~ツ。
なんだか状態がベストすぎてもう飲めないかもって感覚に襲われたのを覚えてます。
もっかい飲みたい・・・。





ロゼ、白ときて第3位は、









狙ったかのように、赤。
まぁ~狙ったんですがね。
冗談です。

このワインにはやられました。
 飲んだ後、間髪いれずにシェフにメールしたのを覚えてます。
もうバランスがジャスト!それしかない!





ワイン、ワイン、ワインときての第2位。








ポン酒でっす。
もう熱燗がヤバヤバの強烈な印象でノックアウト。
このお酒を数年寝かせたものを以前、友人が持ってきたんですが、
そちらはかなり変身してましたが、そちらも美味でした。 

日本酒を書くことが少なかったんですが、来年は増やしていこうかと。





そして、そしての、今年一番ヤラれちまったお酒、第1位は・・・












ブログで紹介してきたお酒・紹介できなかったお酒、
美味しいものはいっぱいあったんですが、
このお酒・・・味はもちろんですが、思い入れという点も大きいです。

届いて初めて飲んだ時
飲んだことない人に飲んでもらいたいって衝動がスゴかったのを覚えてます。



以上、今年ヤラれちまったお酒(酒屋編)でした。
近日中にシェフ編・ノムリエ編がアップされると思いますので、お楽しみに。

2011-12-16

ローズシリーズ part2





店内に置いてあるサンタクロースの人形(お尻振って歌います)。
すっかり町中は赤・緑に敏感モードですね。

先日の仲真氏のブログを読んでいて、以前ちょうどこの時期に青白いダースベーダーになった辛い記憶を思い出した飯島です。


先日のブログに引き続き、ローズシリーズのPart2。いっちゃいます。

四恩醸造 ローズ 2011
四恩醸造 ローズ(赤)
まずは、赤から。

注ぎたては甘く、苺のような香りがふわ~っと。
その香りを一吸いすれば
今度は甘い香りの層に隠れている野菜や香辛料の香りが出てきます。


もうガブガブ、ゴクゴク。

ローズシリーズ通して、言えますが一貫してライトな味わい。
みずみずしい苺果汁なアタック~
舌サイドにほんのり苦味が残って~
鼻から抜けるベジタブル感~
すんなり、はんなり~な流れで
もう一杯!もう一杯!って。

四恩醸造 ローズ(橙)
最後の4本目、橙。

以前、紹介した窓辺(橙)に似た印象は感じつつも
 コチラはシャッキリ印象。
こちらは柑橘っぽさがもっと前面に出ています、そしてやっぱり繊細~っ。
 窓辺はふんわり。


味わいもシャッキリ。
しっかりした酸味とサラっとした質感。
 舌上がツルツルするようなミネラル感・苦味が残ります。
なんだか舌の真ん中から奥を刺激する味わいが多い感じ。

飲み込んでからの感覚がクセになります。



ローズシリーズを4本紹介してきたんですが、興味沸く品ございましたら、お試しください。
(現在、在庫は赤・橙のみとなっております)


四恩醸造 ローズ(赤) 2011 はコチラ!
四恩醸造 ローズ(橙) 2011 はコチラ!

さて、
今年も残りわずかになってきましたね。
ヤラれちまったお酒ベスト5でも考えてみようかな~と。

2011-12-12

忘年会シーズンに想う。。。

吐く息も深い白に変わり
浮き足立ったイルミネーションで彩られた街並みと
幸せをかみ締め手を取り合うカップル達
そして飲み会を終えた会社員が行き交う。
ワインショップにはたくさんのシャンパーニュボトル
この時期になると街全体がお祭りのような、
そしてこの一年で何かやり残したことを慌てて片付けようと
するかのように人々は全速力で駆け巡る「ぐるぐるぐる...」
来年は良い一年になるか?
今年の反省は?
一人一人の一年を振り返るのだろう。

特にこの季節に想う
「みんな酒に飲まれてる。。。」

居酒屋、ホーム、車内で繰り広げられる「惨劇」
大抵そういう方は事前に警戒信号を発する。
「プシュー、パァー!」 まるで呼吸がダースベイダーである。
「プシュー、プシュー、プシュー!!」 
すし詰めで身動きすら取れなかったはずの満員電車が、
四方3メートル隙間ができる。
「プシュー、プシュー」
「あれ、ヤバイぞ!!」
「キャー!」
「明大前、明大前」
そして男は下車した。
「助かった~」
こんな経験はほとんどの方がしていると思う。

また普段アルコールを嗜まない女性の方々は、
12月忘年会シーズン
どうしてもお酒を飲まずには
所在無い感じになり、
ついつい飲めないお酒を1杯2杯と飲み進めていく
うちにヘベレケになり解散する頃には、
まるで「マリリン・マンソン」か「レディー・ガガ」
のようなメイクでオンステージ。

一年中お酒を飲んでは人様に迷惑をかけている
ボクが言う事ではないが、「お酒はほどほどに」
(先週も中目で飲んで朝起きたら顔から血が。)

「師走」毎年この時期お酒の飲み方を深く考えさせられる。


さて今年も残すところ僅かですが、
皆様今年最後に飲むお酒は決まっているのでしょうか?
ボクはそれだけが心配です。
ちなみにボクは決まっています。
悩んでいる皆様にオオタヤセラーズ三人から

題して
「今年ヤラれちまったお酒(ワイン、日本酒、ビール何でも)ベスト5」
を近々一人ずつ発表したいと思います。
まだ今年最後を飾る一杯を決めていない方。是非参考にでもしてやって下さい! 

仲真

2011-12-06

前回のフェスティヴァンの記事の後に追記を入れようと思ったのに、飯島氏に割り込まれて山中はちょっぴりご立腹です。けど、四恩は好きだから許しちゃう。

だんしがしんだ。

談志師匠がお亡くなりになったニュースを見て(自分の中では)開催が危ぶまれたフェスティヴァン。
喪に服して、しんみりと呑もうかと思ったのですが、
酒を肴に酒を呑むなんて素敵過ぎて…。

いざ始まればもう桃源郷。いや、酒池肉林!そして洋風に言うならパラダイス!!

山中です。今日もせっせと補足、補足。


主に二次会を。。


ア ユート! トリンケロ

アルネイズ・シャルドネ・マルヴァジアを混醸してできるのが↓
茶ワイン。
「いいのこれ?」がいいんです。
放置したまま褐変しちゃった、すりおろしリンゴを口に入れながらウーロン茶を飲む感じ。
未体験の味わいなのにホッコリできる癒し系ワイン。

09 ブルゴーニュルージュ  カミーユジルー

ACブルでこの味わいは反則。

随分前に当代、醸造長のダヴィッドクロワの醸すヴォルネイを口にしてからもう虜です。
上質な果実味が十二分に溢れながらも透明感のあるスタイル。


と、

ピュズラーのロルモーに辿り着いた時にはもう泥酔。


鶏肉を焼きながら眠りに落ちるという、料理人としてあるまじき行為があったのは秘密です。




んでもって週をまたいで仲真氏との三次会!

「自然派限定ギグ」

ギグって響きは僕らの世代には堪らないハズ…。
BGMはルナシーです。

08  ピノ ノワール   ローラン バーンワルト

いい意味でも悪い意味でも自然派全開。
野暮ったいがいいんです。ピュアで優しいアルザスの赤。




10 ル ルージュ エ ミ  ピュズラーボノム

仲真「ピノムニエ知ってる?シャンパーニュ作る葡萄。」
山中「そんぐらい知ってるわ!!」

と、イキがってみたものの。
ムニエって黒ブドウだったんですね…

無知な私。ムチムチが好きな私。

甘やかな味わいを連想させる香りながら、しっかりと辛口に仕上がってます。
中身もしっかり充実したロワールの赤。万人受けも玄人向けにもいける旨いワイン。

08 ローズソヴァージュ  マルクテンペ



赤ワインを作るピノノワールで白ワインの醸造法で仕立てたアルザスワイン。
色調はちょいと茶色みがかったピンクです。

プロヴァンスなどのロゼとは別次元の切り口で、重心の低いしっかりとした果実感。
チャーミングな香りをともないながらも、酸がピシッときまっていて、飲む度にキュンキュンしちゃう。


VDT(06) ピノノワール  レ カイユ デュ パラディ



んで、今回の強敵。
ロワールでクロードクルトワが作るピノノワール。

「奇跡のワイン」なんて言われちゃう位個性的なワインを造る人なんです。
語ると長くなるので、興味があったら勝手に検索していただいて…

この人のワインがとにかく固い!
これもあけてすぐの無愛想っぷリは高倉健もビックリです。

仲真氏に1週間かけて飲め!と言われたのでここまでのコメントを一言で↓

1日目「炭」
2日目「養命酒で溶いた墨汁」
そしてなう「エキゾチックでスパイシーな血」


まったくおいしそうとは思わせないコメントですが、
抜栓後3日経ってもへたれないんですね。
味わいの輪郭がボヤけない。

面白くてニヤニヤが止まりません。。
明日が楽しみ!


と、自己満足に満たされたので、この辺で長文を終わりたいと思います。

ちなみに、フェスティヴァン当日。
メモ帳を忘れてしまった若旦那に「やる気あんのかっ?!」と、一喝した山中ですが、
言っておきながら。私は実際のところ持参したメモ帳を一度もひらきませんでした。


これも彼には内緒の僕とあなただけの秘密です。
楽しかったんだも~ん。

ローズシリーズ part1

飯島です。

先日、「上原ひろみ THE TRIO PROJECT」へ行ってきました。

夏頃に友達に誘われ、一度は生で見てみたいと思い・・・。
この4ヶ月近くは同じアルバムを聞いては、
生気のない顔をしていたわけです。(良い意味で)

ライブというより、まさにコンサートって感じ。
ピアノ・ベース・ドラムの三人での演奏なんですが、
バンドでの演奏も良かったんですが、ピアノメインになってくると
もうガッツリ引き込まれました。ドラム・ベースもすんごい人なんですが。


たまにはこんな感じもいいもんです。
「あぁ~聞きながら酒飲みてッ」
ってなっちゃいました。

で、話はお酒に戻って。

今日は四恩さんから新たに入荷しました、このお酒。

四恩醸造 ローズ 2011
 2011年の”ローズ”シリーズ。
全部で赤・白・橙・ロゼの4種類なんですが、
2種類づつ紹介していきます。

なんで今日は白・ロゼを。
(赤・橙はまた後日)

四恩醸造 ローズ(白)アロマティック 2011
まずは、白。
ラベルにアロマティックって書いてあるんですが、アロ~マです。
4種類の中では一番香りがハッキリしていて南国フルーツッ!な甘~い香り。


写真で分かる通り、かなり乳白色。
グラスを回すと柑橘系の香りも出てきてます。

口に含んだ際にはアルコールが低いためかインパクトは薄いものの
旨味先行な印象と果実由来の酸味。

「ポカリ?」

この表現・・・。
あくまで例えです。
 まろやかな酸味とグレープフルーツのような苦味の余韻から
なんだか連想しちゃいました。

四恩醸造 ローズ(ロゼ) 2011
続いては、ロゼ。

ピンク色~からの、桜~って連想して、サクランボ~っの香り。
 なんだかロゼの経験値は白・赤に比べたらヒヨッ子な訳ですが、
外見の印象から想像させられてる感・・。


濁りありで、キレイっていうより美味そうってなっちゃいます。
こちらもグラスを回すと爽やかな花の香りに。
個人的には注いで、グラスを回さずに香ってくる感じが
甘いバラっぽい感じで良いです。

僕が甘いバラが~とか言ってるのも気持ち悪いですが。

かなり軽くて小さな粒の味わいが”ちょいちょい”出てくる感じ。
 後半にロゼなんだな~って感じで未熟バナナっぽい?収斂味。
僕自身、なんだか一貫して”香り”を楽んでる感じでした。



二本共に軽めな味わいではありますが、このローズシリーズ、価格がかなりお手頃。
こんな安くていいんですかって感じです。

早くも四恩醸造さんでは完売してますので、興味のある方はお早めに。


”上原ひろみ”、”花”、”日本”ってなわけで、水琴窟の動画なんて添えてみたり。
花だらけ。
音楽を聴きながら、このワインで嗅覚・味覚も(ついでに視覚も)同時に楽しむなんてのも。


今回紹介した、

四恩醸造 ローズ(白)アロマティック 2011 はコチラ!
四恩醸造 ローズ(ロゼ) 2011 はコチラ!